情報リテラシー論を振り返る

長岡造形大学の情報リテラシー論の試験に向けて講義を振り返るブログです。

第5回 スマホを振り返る。

第5回の情報リテラシー論は「スマートフォン普及と課題」でした。スマートフォン、またはスマホは今やほとんどの人が持っていますよね。先日夜行バスにスマホを忘れてしまったときは不安で仕方なかったです。スマホは便利ですし、触らない日はありません。今回はそんなスマホについて、学んだことを振り返ります。

 

スマホが普及する前はガラケーを世界中の人が使っていましたよね。私は大学入学までガラケーを使用していましたが、今となってはスマホなしの生活は考えられません。ガラケースマホの違いは多く挙げられますが、大きな違いとしては、スマホは電話以外の機能がメインで、好きなアプリを使用できる、というところではないでしょうか。スマホを使用するようになってからは電話をする機会がぐんと減ったと思います。またスマホはPCに近い機能を持っています。2009年あたりからスマホの出荷台数は急増、2010年ごろにはPCを抜き、PCの出荷台数は鈍化しました。

 

また、AndoroidとiOS、この言葉は誰もが耳にすると思います。この2つはOSの名前です。OSとはアプリやデバイスを動作させる基本となるソフトウェアのことです。世界のモバイルOSシェアのほとんどはAndoroidが占めています。Andoroidがシェア1位の理由は、無料開放されていることにあるそうです。OSが無料なのでメーカーが格安のスマホを作ることができます。10000円未満のスマホも店舗で見かけますよね。その安価なスマホが買われることで、多くの人がAndoroidを使用します。しかし、Andoroidにも無料開放されることでデメリットも生じます。セキュリティが甘い点です。プログラムの中身が分かってしまうのでウイルスの作成が容易になってしまいます。またアプリ審査がないところも気をつけたいところです。iOSApple社のモバイル向けのOSです。厳しい審査を受けたものだけが販売されていて、Apple Storeはアプリ審査もあるのでセキュリティ面では安心できそうですね。セキュリティや価格のことを考えるとAndoroidとiOS、どちらを選ぶか悩ましいです。

 

スマホの普及でUIデザインの世界にも影響が及んでいるそうです。多くの人が右利きでスマホを右手で操作するので、多くのアプリが右手の片手持ちの親指操作が意識されたUIデザインとなっています。しかし、画面の大型化、スマホへの依存が進み、左手持ちの比率が増加したことで、これからのUIデザインがそれらを意識したものになっていくかもしれません。

 

PC時代からスマホ時代に変わったことにより、様々な変化が生まれています。PCのみの検索キーワードが半減し、スマホのみが7倍に増加しました。PCで調べるよりスマホの方が手軽に済むからだと思われます。スマホの検索ではPCと違い、話し言葉が使われるようになっています。音声入力の影響ですね。PCでは「ダイエット」と調べてもスマホでは「やせたい」と調べる人が多いのではないでしょうか。またソーシャルメディアの影響もあり、「ハッシュタグ」というものも生まれました。今では見慣れたものですが、Twitterのユーザーが提案し、公式に使われるようになったそうです。

 

このように便利で手放せないスマホですが、依存が問題となっています。スクリーンタイムなどでスマホの利用時間を管理するなどの対策も行われています。Twitterによって文章力が低下したとの意見もあります。火を恐れていては人は発展していけなかったというように、スマホも怖いところもありますが、うまく付き合っていきたいですね。