情報リテラシー論を振り返る

長岡造形大学の情報リテラシー論の試験に向けて講義を振り返るブログです。

第4回 ソーシャルメディアを振り返る。

第4回の情報リテラシー論は「ソーシャルメディアの台頭」でした。この講義で主に取り上げられた、TwitterやLINE、Facebookなどのサービスについて学んだことを振り返ります。

 

ソーシャルメディアソーシャルネットワーキングサービスとも呼ばれます。今の時代を生きていれば誰もが耳にするSNSですね。マスメディアと対比してソーシャルメディアと呼ばれています。また、この「ソーシャル」という言葉は、2008年にオバマ大統領がTwitterを使って当選したことにより使われるようになったそうです。今は多くの人が利用するTwitterですが、鳩山元首脳が2010年の元旦の挨拶をしたことから認知度が上がりました。首脳ともなる人は新しいことに敏感でなければいけないのですね。

 

2011年11月の「アラブの春」をご存知でしょうか。恥ずかしながら私は講義を受けるまで知りませんでした。ソーシャルメディアを使ってエジプトの独裁政権を崩壊させた事件だったそうです。FacebookYouTubeTwitterなど、私たちにとってとても身近なツールには1つの政権を滅ぼすほどの力があるのかと驚きました。これらのツールの力というより、これらのツールを使った人との繋がりの力というものが大きいのだろうなと思います。また、東日本大震災の時にもソーシャルメディアは活躍します。震災時、日本でのTwitterへの投稿が激増しましたが、サーバーがダウンしなかったので情報の共有に非常に役に立ちました。Twitterは世界規模のサービスですので、日本での投稿数が激増しても問題ないそうです。

 

TwitterFacebook、LINEの中で国内利用者数が最も多いのはLINEです。この3つのソーシャルメディア、私の中では、Twitterは知らない人と、LINEは身近な人と、Facebookは顔を知っている人とのコミュニケーションツールという何となくの位置付けがあります。多くの人がそうなのではないでしょうか。講義内でもそういった位置付けを明確にすることが大切だと教えていただきました。そして、もう1つ大切だと教えていただいたのは「ダンバー数150人の法則」です。この法則はコミュニティの形成は150人が適正だというものです。それ以上を超えるとルールなどが必要不可欠だということです。Twitterのフォロー数が多い人でも、フォロワーの数は多くても200人くらいしか見たことがありません。人間の限界は150人くらいなのかもしれませんね。

 

ソーシャルメディアの台頭で買い物の形も変わる可能性があるそうです。何かを買うときはなるべく安心して買いたいものですよね。知らない人より知っている人から買う方が安心すると思います。そうなると「人との繋がり」のサービスであるTwitterFacebookなどが活躍するのではないでしょうか。マスメディアの売り込みが通用しなくなり、知り合った人との中でものを買う時代になる可能性もあるそうです。今はソーシャルメディアを通して世界中と繋がることができます。人間関係もグローバルかつローカルなかたち、つまりグローカルな時代へと移っていくと学びました。