第2回 ブラウザ戦争を振り返る。
第2回の情報リテラシー論の講義は「インターネット概論の歴史」でした。「私がこの講義で印象に残ったのは「ブラウザ戦争」でした。ブラウザと会社を擬人化して漫画を描いたら面白いのではと思います。ここではブラウザ戦争について振り返ったことを述べます。
そもそもブラウザとは何なのか。今まで何となく使っていた言葉でした。ブラウザとは、Internet Explorer、Goole Chrome、Safari、FirefoxなどのWebサイトを見るためのアプリケーションのことです。そしてブラウザ戦争とはブラウザのシェア争奪戦を指します。
まずは第1次ブラウザ戦争について。1993年〜1995年は、モザイク、Netscape Navigator、Operaが発表されます。そして1995年8月、MicrosoftがInternet Explorer(以下IE)を無料搭載したWindows95を発売します。それまでは有料だったブラウザが無料になることでインターネットが広まりました。2001年〜2003年はIEがシェア95%を独占し、第1次ブラウザ戦争は幕を閉じます。
次は第2次ブラウザ戦争です。2003年、IEを標準ブラウザとしていたAppleはSafariを自社開発しました。2004年Firefox、2008年にGoogle Chromeが発表されます。2011年にGoogle ChromeはFirefoxを抜き、2012年にIEを抜いて世界シェア1位になります。こうして第2次ブラウザ戦争は終結しました。
現在もシェア1位の座にいるGoogle Chromeですが、Facebookの台頭により、Googleへの依存は減っているそうです。Facebookを意識してGoogle +が開発されましたが、使用者数は少なく、2019年8月末までに終了するとのことです。
目まぐるしく変化していくネットの世界は常に争いが絶えないのだなと思いました。より速く、多様に変化していく世界を知り尽くすことは不可能かもしれませんが、置いて行かれないよう努力したいと思います。