情報リテラシー論を振り返る

長岡造形大学の情報リテラシー論の試験に向けて講義を振り返るブログです。

第15回 フェイクニュースを振り返る。

第15回の情報リテラシー論は「デマや詐欺と進化する技術」でした。この講義では第14回で見たNHKの「平成ネット史(仮)」の後半を見た後に、ネット犯罪について学びました。番組と講義で学んだことを振り返ります。

 

平成ネット史(仮)の後半では「ガラケー」という言葉が出てきました。私は小学生の頃から高校卒業までガラケーを使っていたので、懐かしさを感じる話がたくさん出てきました。ポケベルやiモード、着メロ、写メールなど10年前くらいの話なのにとても遠くのように感じます。番組内では様々な種類の携帯電話が紹介されていました。中には知らなかった端末まであり、非常に面白かったです。iモードは本来ビジネス的な面での活躍を期待して作られたそうですが、実際はエンターテインメントとしての面で活躍しました。技術はあっても実際はどう使われ、何が面白いとされるか、予想することは難しいのだなと思いました。

 

携帯電話がガラケーと呼ばれるようになったのはスマートフォンが登場したからですよね。iPhoneが登場したとき、「格好いい!」と思ったことを覚えています。その頃多くの携帯電話が多機能化していますが、自身の端末にアプリを入れ、自由にカスタマイズできるスマホには勝てず、今の時代につながります。スマホの登場によって部品の小型化の技術がドローンや自動運転に生かされるようになりました。スマホは世界に大きな影響を与えているのだなと改めて思います。

 

また、「フェイクニュース」についても語られていました。フェイクニュースについては他番組でも取り上げられていたので少し知識がありました。中国ではフェイクニュースを量産して収入を得ている村があるそうです。フェイクニュースとは名前の通り偽のニュースです。写真加工やAIの技術の進歩によって嘘なのか本当なのか判別できないニュースがネット上に多く存在します。番組内では、確実にフェイクかそうでないかを見分ける方法はなく、すべての情報に対して疑うしかないとされていました。情報が溢れる今の時代は、疑うということが大事なのだと思います。

 

インターネットを利用する際、よく注意を受けるのは詐欺サイトや架空請求についてではないでしょうか。小学校や中学校でもこれらの恐ろしさについて聞かされていました。自分は大丈夫と思っても、気づかぬうちに罠にはまっているかもしれません。そんなことを防ぐためにネットの罠をリアルに体験できるサイトがあるようです。また、ネットでトラブルがあった際、警察ではなく、新潟県サイバー脅威対策協議会という、ネット専門の警察に相談することができます。ネット犯罪の被害者とならないよう、自分で学び、自衛し、もしもの時は専門家に相談することが大切だと知りました。