情報リテラシー論を振り返る

長岡造形大学の情報リテラシー論の試験に向けて講義を振り返るブログです。

第7回 連絡手段を振り返る。

第7回の情報リテラシー論は「多様な連絡手段のインフラ化」でした。この講義では主にメールというものについて学びました。スマホが普及して色々な連絡手段が増えましたよね。この回では連絡手段について講義で学んだことを振り返ります。

 

メールアドレスを持っていれば1度は迷惑メールが来たことがあるのではないのでしょうか。迷惑メールが来るのには原因があり、それらの対処方法があります。まず、予測されやすいアドレスを使っている、迷惑メールに返信する、迷惑メールに書かれているURLにアクセスする、これらの1つでも行えば迷惑メールが来るきっかけとなってしまいます。後者の2つを行う人は少ないでしょうが、予測されやすいメールアドレスとは何なのでしょうか。自身のHPを持っている人はドメインにinfo@をつけるとメールアドレスになるのではと予測されてしまうので、気をつけなければいけません。また、Web上にメールアドレスを載せる時、@を⭐︎に変えるなどしても、人工知能が見破ってしまいます。迷惑メール送信者に仕返しもしたいところですが、自身で仕返ししてはいけません。迷惑メール相談センターへ情報提供することによって送信者に行政処分されます。

 

メールは連絡手段として欠かせないものですし、メールアドレスを複数持っている人がほとんどだと思います。メールは長い文章を送ったり、企業や学校とのやりとりに使うことが多いのではないのでしょうか。今の時代なら身近な人とのちょっとしたやり取りならメールではなく、LINEを使うと思います(会社内でのやりとりなど、重要なやりとりにも使われていると思いますが)。LINEは2011年にサービスを開始しました。当時友達にLINEをしようと誘われたことを覚えています。その頃はLINEが何なのかよく理解できませんでしたが、今では手放せないものとなっています。2018年に+メッセージというものが開始されますが、パケット通信料がかかりますし、使えない端末もあり、さらにはLINEの存在もあるので、日本では普及していません。一方でLINEの国内使用者は7000万人です。ガラケーのメールからスマホのLINEへ変わったことによりコミュニケーションの形も変わったと思います。

 

この講義で驚いた事は、携帯、スマホで聞いている声は本人の声ではなく人工の声だという事です。コードブックという音の辞書から似た声を選び、話している情報を一緒に送るという仕組みになっているそうです。これは音質を下げずにデータ量を小さくすることができる「CELP」という技術です。今まで聞いてきた親しい人たちの声は、その人たち自身の声ではなくて、よく似た声だったのですね...。

 

また、連絡手段は非常時には大切な命綱となります。非常時に家族の安否確認を行う「家族の掲示板」はグループLINEと、保険としてTwitterで家族共有のアカウントを作り、ツイートを非公開設定し、非常時は同一のIDとパスワードでお互いにログインし、安否確認を行うという形をとると良いそうです。また、電話が使えない時にTwitterで#救助で救助申請することもできるようです。非常時もTwitterは活躍するのですね。

 

今は様々な連絡手段があり、それらの使い方にも注意していきたいところです。今何気なく使っているツールが自分の命を助けるかもしれません。多様化していく連絡手段ですが、上手に使っていきたいと思いました。