情報リテラシー論を振り返る

長岡造形大学の情報リテラシー論の試験に向けて講義を振り返るブログです。

第14回 セキュリティを振り返る。

第14回の情報リテラシー論は「セキュリティとクラウド化」でした。この回の講義ではNHKの「平成ネット史(仮)」という番組の前半部分を見ることもできました。この番組ではネットの歴史から現代のネット事情まで紹介されていました。今回はこの番組の内容と講義で学んだことを振り返ります。

 

ネットはかつて電話回線を使うことでつながることができたそうです。私が物心ついた頃にはPCの電源をつけてYahoo!でキーワードを検索すれば知りたいことを知ることができる時代になっていたので、非常に驚きました。今では不便に思えるようなものでも当時は最新の技術で、多くの人が世界中の人と繋がれることに喜びを感じていたのだと知りました。また、今でもよく見る「2ちゃんねる」が一時閉鎖の危機を迎えていたという事実も印象的でした。その危機を匿名の技術者などの多くの人の協力によって免れたそうです。多くの人と繋がれるインターネットならではの方法ですよね。とても感動しました。

 

講義では覚えやすく難解なパスワードを作る簡単な方法が紹介されていました。パスワードというものは誰もが持っているものですよね。ログインしたり、アプリをインストールしたり、ネットで何か購入したりなど、何をするにしても必要なものだと思います。ですが、このパスワードは他人に知られてしまうと自身の個人情報が漏れたり、悪用されてしまう可能性があるので、管理に注意しなければいけません。覚えやすく難解なパスワードとは、好きなことを平仮名で文章にし、それをローマ字と数字にして頭文字だけにすると完成します。しかし、最近はパスワードを解析する技術も進歩していて、英文字6桁のパスワードは1秒以下、8桁なら46秒で解析されてしまうそうです。また多くの人が1つのパスワードを使いまわしていると思います。多くのパスワードを覚えることは大変ですから、仕方ないと思います。多くの人のパスワードの甘い管理に対して、パスワード解析技術はどんどん進歩していくのを考えると恐ろしいです。「Last Pass」というものでランダムにパスワードを生成したり、パスワードをクラウドで管理することが可能です。自分のパスワードの管理を振り返り、Last Passを使用すると良いかもしれません。

 

パスワードは多いより少ない方が楽だと思います。何かのサービスに会員登録する際、IDとパスワードを新たに設定するのではなく、TwitterやLINEなどのすでに登録しているサービスのアカウントと連携させる人は多いのではないのでしょうか。ソーシャルメディアの普及でソーシャルログインという仕組みが生まれました。しかし、この便利なソーシャルログインには注意すべき点もあります。AbemaTVの匿名のコメントがTwitterの実名コメントと連動していたりします。匿名でコメントしたと思ったら、Twitterですべて漏れていたなんて驚いてしまいますよね。Facebookでログインするゲームやアプリはアクセス項目と代理投稿についてよく読んで自身で設定することが求められます。

 

クラウド」と聞いて私はデータのバックアップのことを思い浮かべました。クラウドサービスとはPCやiPhoneiPad、携帯電話などを同期することによって、メールやスケジュール、ブックマーク、データなど、端末同士で様々な情報を共有できます。私もPCとiPhoneiCloudで同期しているのですが、非常に便利です。クラウドサービスには様々あり、Google ChromeDropboxEvernoteなどあるそうです。私は恥ずかしながらiCloudしか知らなかったです。

 

この回で印象に残ったのはパスワードのことについてです。私は短く分かりやすいパスワードを色々な場所で使い回しているので非常に不安になりました。教えていただいたパスワードの作り方で設定し直そうと思います。